Column話 題

新聞掲載

2011年8月12日付 河北新報に掲載されました。

ボランティア活動

「仙台デンタルファミリーボランティアの会」に参加して

研修生 舘 大介
参加日時:2011.7.24(日)

「仙台デンタルファミリーボランティアの会」の「名入れ活動」(災害時や平時の施設内外における義歯の所有者識別を目的として、使用中の義歯に所有者の名前を刻印するボランティア作業)に参加したのは昨年に続いて二度目になりますが、本当に久しぶりであるにも拘らず顔を覚えていてくれた先輩技工士さんがいたり、皆さんが気さくに話しかけたりしてくれたので、必要以上に緊張することもなく楽しく作業ができました。 このボランティア活動も今回で実に101回目を数えるに至ったとのことですが、3月の震災後に新たに入居されたお年寄りもたくさんいたりして、如何にこの活動が常に必要とされているかが実感できました。
自分にとっては学校におけるいつもの研修から離れた課外授業の様なものですが、実際に使われている義歯を間近で見ると人工歯の咬頭が真っ平らに摩耗していたり着色していたりしますし、普段の実習ではなかなか見ることのできないものに触れることができます。何よりも実際の現場でしか学ぶことのできないことを先輩技工士の皆さんにいろいろ教えてもらえたりして大変勉強になるので、研修を修了して社会に出たら、またこのボランティア活動を通して社会貢献したいと考えています。